アパートって変わってきている

アパートの歴史・SI住宅

日本は高層アパートやマンションが充実している国でもあります。国土が狭いため、自然と建物は高層になってしまうという側面もありますが、実は、高層の物件でも、中層住宅と同じコストで建てられることが可能になったということもあるのです。その最初の試みが、1958年の晴海高層アパートです。この住宅で課題となっていたのは、耐震性を維持しながらも、コスト削減を実現するということでした。そのために、内部の主要部分は鉄骨鉄筋コンクリートを使いましたが、他の部分は木造で作られたのです。

このような構造は、木造で作られている部分があるために、将来構造の変更をすることもできるという点で画期的でした。1958年の段階で、建物の構造にさらに変化が加えられることを想定してデザインされていたのです。これによって、間仕切りや内装のデザインは、住む人によって変えることができるようになっているのです。この考え方は、SI住宅という工法として、今日まで引き継がれています。とはいえ、間仕切りを変えるというのは、リノベーションということが本格的に世の中に流行りだしてから、もてはやされはじめたのですから、この考え方は、最近まではめずらしいものでもありました。

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